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リモートワークが教えてくれたこと

みなさん、こんにちは!

今日も、リモートワークしてますか!

リモートワークを卒業して学校に登校している @fakestarbaby です。 詳細は、こちら の記事をご覧ください。

この記事は、リモートワーク Advent Calendar 2015 - Adventar の 12月7日の記事になります。リモートワークのメリットやデメリット、導入するにあたって気を付けなければならないことや運用方法などについては、色んなひとが色んな知見を共有してくれていると思うので、私は、リモートワークをしていたときに学んだことについてお話ししたいなぁと思います。

初めてのリモートワーク

私は、前職で初めてリモートワークを経験しました。私以外の社員は全員外国人で、日本チームは私一人だけという極めて特殊な職場でした。そのため、リモートワークをせざるを得ない状況にありました。

通勤時間ゼロの恩恵

リモートワークをしたことによる大きな変化の一つとして、通勤時間がゼロになったことが挙げられます。私は、都内からとても離れたところに住んでいるため、通勤時間は無視出来ないくらいのコストになるんですが、そのコストがゼロになったことで、自由に使える時間が圧倒的に増えました。

リモートワークが教えてくれたこと

自由に使える時間が増えたことや、ずっと家の中で仕事をする中で学んだこと、それは、

「家族と過ごす時間の大切さ」

でした。そんなの当たり前じゃないか、という声が聞こえて来そうですが、当たり前のことを当たり前のように感じられたこと、それこそが、リモートワークが私に教えてくれたことなんです。

そこには、いつもの日常の光景があった

リモートワークをする前は、家族が寝ている時間に家を出て、家族が寝ている時間に家に帰って来るという生活を繰り返していました。その生活が余りにも長く染み付いていたので、この業界で仕事をする、生きていくとはそういうものなんだ、と何の疑いも持たずに生きて来ました。でも、そうではなかったんですよね。

私が電車に乗って通勤している間も、職場で仕事をしている間も、同じように、家族の間でも時間が流れています。私が家を出たあとに「行ってきます!」と娘が家をあとにして、お昼になれば、嫁さんと息子は二人きりで昼飯を食べて、少しするともう「ただいま!」と娘が家に帰って来て・・・といういつもの日常が繰り返されているわけです。

本当に当たり前のことなんですけど、家族と同じ空間で、家族と同じ時間を共にして日々を過ごすで、当たり前の日常の光景が目の前に飛び込んで来たんです。

勝手に知ったつもりになっていた家族の日常の光景は、私の想像を簡単に超えるくらい、それはもう人生の幸福度を向上させてくれました。

毎日のように子どもたちの顔は見れるし、一緒に食事をしたり、お風呂に入ったりすることも出来ます。3時のおやつの時間になると、仕事をしている私のところまで来て、自分のおやつを分けてくれたりするんですよ、最高じゃないですか?

気付かないと見えないモノがある

「くまのプーさん」のとあるシーンで出て来るやり取りが印象的で好きなんですけど、プーさんの足元にメモが落ちているんですね。でも、最初、プーさんはそれに全く気付いていないんですよ。「そこにメモが落ちているよ!もうちょっと後ろ!そこそこ!」と丁寧に教えてもらって初めて、メモが足元にあることに気が付きます。そして、プーさんは「君が教えてくれなかったら、気が付かなかったよ、ありがとう」と言うんです。

人間って、気が付かないと見えない生き物なので、足元に転がっている小石にすら、意識を向けないと視界にすら入って来ないんですよね。小さい子どもを連れて散歩をすれば、自然と目線も下がって道端に咲いている小さな花にも目が行くようになる。それも同じですね。

リモートワーク、ヨサ

私は、リモートワークをすることで、初めて、家族と過ごす時間の大切さを身を持って体感しました。もちろん、リモートワークの裏側には、それ相応の大変さもありますが、それと引き換えにしてでも得られるモノはたくさんあると思います。

今はもうリモートワークはしていませんが、またいつか、リモートワークをしたいなぁと考えています。ヨイですよ、リモートワーク。