2015年も残り僅かとなって来ましたね。新年を迎える前に、2015年のふりかえりでもしておこうかなと思います。今年は転職をしたこともあって、自分的には大きな変化があった年です。その中でも、特に、自分の中で大きく変化した、または、大きなイベントだった出来事についてふりかえってみたいと思います。
リモートワーク卒業
約3年間続けて来たリモートワークを卒業しました。子どもたちが小さいころから、ずっと、リモートワークをしていたので、リモートワークを卒業して通勤することになったとき、子どもたちは動揺して泣き出したりしていました。パパ、どこへ行くの?行かないで!と。そうだよね、パパはいつも側に居ることが当たり前の存在だったもんね。
正直な話し、私と嫁さんの中でも、リモートワークを卒業して通勤することに対して、当初は、とても不安に感じていました。やはり、常に二人体制で子どもたちを見てあげられる環境にあるというのは、とても心強いんですよね。急に、子どもたちの体調が悪くなったとしても、臨機応変に役割分担して行動出来ますからね。例えば、病院って具合が悪い子がたくさん来る環境なので、具合の悪い子どもを連れて行き、元気な子どもは家でお留守番させておきたいじゃないですか。親が二人体制だと、片方ずつ子どもたちの面倒を見るという役割分担が出来るんですよね。なので、自分にとっても、家族にとっても、リモートワークはとても良い環境だったんです。良い環境過ぎて、それを失うことが怖かったんですよね。でも、新しい転職先は、良識の範囲内で、ある程度、柔軟にお休みしたりすることは出来そうな環境(理解がある環境)だったので、そこはもう思い切りました。
しかし、リモートワークを卒業したことで、確実に、家族で過ごす時間は減りました。毎日、一緒にご飯を食べたり、お風呂に入ったり、寝たりする時間が丸ごと無くなってしまったことは、本当に残念でなりません。週に一日だけでも、リモートワークしたいですよね、やっぱり。これは、今後の課題ですね。
通勤再開
私は都内から離れたところに住んでいるため、通勤時間の多さが半端ありません。これをただの移動時間に充てるのは本当に勿体無いので、基本的には、行きの電車は最寄駅始発に乗る、帰りの電車は多少の遠回りをしてでも座れる電車に乗る、というスタンスで、座って電車内でマシンを広げて遊んでいます。これは、自分時間の確保のためでもあります。
リモートワークをし過ぎていたせいか、電車の揺れ耐性がゼロになっていて、どうしても座れなくて、立ったまま技術書を読んだり、iPhone を眺めていると、5分くらいで酔ってしまう体になってしまいました。なので、座れないときは、本当に辛いですね・・・揺れ耐性が欲しい。
でも、座って電車内作業してるときは、本当に楽しいので、通勤自体に辛みを感じることはあまりありません。むしろ、今日は何しよう!というワクワク感の方が大きいかもしれませんね。なので、通勤自体はネガティブに捉えられがちなんですけど、私はポジティブに捉えています。
キッズスター入社
今年一番のイベントと言えば、コレですね!
前職で、知育アプリの開発をやらせてくれ!と手を挙げたときは、何のノウハウもなく、本当に無知でした。どのゲームエンジンを採用するか、どんなアプリを開発するか、UI はどうするか、アプリ間の相互送客をどうするか、アイコンはどうするか、スクショにはどんな文言を入れるか、ストアに掲載する説明文はどうするか、ASO をどうするか、その全てを一人でひたすらこなし続けた結果、ようやく、それなりの成果を出すことは出来ました。
ただ・・・やっぱり、限界を感じたんですよね、一人でやれる限界を。
日々、やらなくちゃいけないことなんてたくさんあるんですよ。それに加えて、やりたいと思うこともたくさんあるわけです。あれもこれもそれも、全部やりたい!ってなると、どう考えても時間が圧倒的に足りないんですよね。それに加えて、UI / UX においても、イラストにおいても、センスにおいても、発想においても、自分一人の天井をブチ破ることはそう簡単なことではありません。私はただの凡人であり、天才ではないからです。
ストアを見て色んなアプリを見て触っては、自分一人で立ち向かうには、どうしても限界があるということを思い知らされるわけです。悔しかったですよ、正直。作れるけど、作れないんだ!ということに気が付いたとき、無性に悔しかったです。ただ、作りたい!という気持ちだけは、そこにありました。
そうやってくすぶっていたころにキッズスターと出会い、今こうして子ども向けの開発に携われていることは、本当に幸運なことだと思います。私みたいなエンジニアを見つけて採用してくれた同僚たちには、もう感謝しかないです。本当にどうもありがとう!
エンジニア史上最高の充実感
キッズスターでは、実は、知育アプリの他に、Kinect センサーを利用したサイネージアプリの開発もしています。今年初めて参加したイオンモール幕張副都心のファミリー向けのイベントでは、嬉しいことに、朝から晩まで絶え間なく、たくさんの親子に参加して頂きました。
私は、今までのエンジニア人生の中で何万行のコードを書いてきたか分かりませんが、それが実際にどういう価値を生み出しているのか肌で感じることが出来なくて、ずっとモヤモヤしていたんですよね。ユーザーとの距離が遠かったということもあるかもしれないし、自分が心底コミットしていなかったことが原因かもしれません・・・。でも、このリアルイベントを通じて、生まれて初めて、自分は価値を提供出来ているんだ!と実感出来たんですよね。
自分たちで考えて作り上げたサイネージアプリをプレイするためにわざわざ並んでくれて、ドキドキワクワクしながら自分の番になるのを待ってくれて、一生懸命プレイして楽しんでくれて、笑顔がたくさん生まれる場所になっていたんです。本当に感動して涙が出そうになりましたよ、嬉しくて。あんなに疲れた仕事をしたことはなかったし、あんなに充実感に溢れた仕事をしたこともなかった。本当に最高の日でした。あのときの感動は、ずっと自分の胸の奥に刻まれていて、あのためにまた頑張ろう!という気持ちを今も持ち続けています。
チーム開発 is 楽しい
前職では、ほとんど、一人で開発をしていたので、会社でチームに所属して開発をするスタイルは久し振りでした。やはり、話せるひとが側にいるという環境は良いですね。すぐに相談が出来たり、雑談が出来たり、議論が出来たり、スゴく当たり前のことなんですけど、一人で居るときよりも、成長するスピードは早いし、ドキドキ感やワクワク感も圧倒的に多く感じられます。一言で言えば、楽しい。これに尽きる。もちろん、何でもかんでも自分の思い通りにやれるわけではなく、チームで協調して取り組んで行く必要が出て来るので、そういう部分は、会社、チーム、ひとを意識しなければならないですけどね。
改善して良くなる要素はまだまだたくさんあると思うので、強いチームを目指して、今後もチーム一丸となって切磋琢磨して行きたいです。
まとめ
仕事に関して言えば、今年は本当に楽しい一年でしたね。辛い時期も、もちろん、あるにはあったのですが、仲間が居たからこそ、頑張って乗り越えられたと思います。特に、突出した取り柄もない私ではありますが、なんとかこうして日々頑張って来れているのは、良い仲間に出会って支えられているからですね。感謝、感謝!当たり前ですが、来年は今年よりも、もっと楽しい一年にしたいですね!
はよ来い、来年!