発売されてからしばらく経ちますが、『GitHub の教科書』を読みました!
今更、GitHub の教科書?
GitHub に関しては、以前から、利用しているため、大体のことは理解しているつもりです。では、何故、今更、GitHub の教科書なんて読むのでしょうか?
それは、最近、某社でバリバリ活躍されている @ppworks さんのブログ記事の至るところで、この書籍を絶賛しているのを目にしたからです。とても気になっていたので、本屋さんに立ち寄ったときに、ペラペラと内容を流し読みしてみたところ、ヨサソウ!と思ったので早速、購入してみました。
ヨサソウ!と思ったポイントは、特に、GitHub のプルリによるコラボレーションに関する部分です。業務では、ずっと一人で開発していることが多く、こういったコラボ感を意識する機会が、自分の中で失われつつあったということもあって、良い機会だと思ったからです。
とりあえず、雑に読んだ感想をまとめてみます。
GitHub 初心者にヨサソウ
GitHub に詳しい新樹さん、ちょい詳しい白金さん、初心者の渋谷さん、という異なる経験値を持つ三人の登場人物が、会話をしながら解説を進めていくスタイルになっていて、全体を通して、非常に読みやすく分かりやすいです。イラストや画面キャプチャなどもふんだんに利用されているため、迷うこと無く、楽しく読み進めることが出来ます。パラパラと流し読みしても、1時間ちょっとくらいで読み終わるボリューム感になっているので、これから GitHub を触るひとや、興味があるひとに最適です。
GitHub を利用したコラボ感を味わえる
GitHub に用意されている Issue やプルリを駆使することで、どうやって、チームで開発を駆動して行くのか、そのコラボ感についても解説がされています。Issue の書き方に始まり、プルリの出し方や Markdown の書き方、そして、emoticon の使い方から 寿司ゆき や LTTM まで、GitHub を利用したコラボ感のヨサがよく分かるようにまとまっています。
個人的な知見をまとめておこう
段落の途中に改行を入れたい
半角スペースを2つ入力すると、改行に変換される。このマークアップの存在、今まで全く知らなかったですね・・・。以下の Markdown では、分かりやすくするために、敢えて、_
を半角スペースとみなしているので、適宜、読み替えて下さい。
1つ目の段落ですよ__ この行もも1つ目の段落ですよ
これが・・・
<p>1つ目の段落ですよ<br/>この行もも1つ目の段落ですよ</p>
こうなる。
Bitbucket で コミット ID や Issue の番号から自動で該当のリンクを作りたい
GitHub では簡単に出来るので、Bitbucket ではどうやるのか調べてみました。こちらにやり方が記載してありました。
コミット ID: bb21047 Issue 番号: issue #3 プルリ番号: pull request #29
これで、ID と番号部分の文字列が自動的にリンクになります。GitHub と比べると、少し不格好ですね。
空白、タブ、改行の差分を表示しないモードで差分を見たい
Diff URL の末尾に ?w=1
を付ける。
理解を深める記事やスライドたち
プルリの良いお手本と言えば、こちらの記事ですね。
書籍内で紹介されている WIP Pull Request を、生煮えプルリとして解説しているスライドです。
こちらは、Git / GitHub のヨサについて解説しているスライドです。
合わせて読みたい
Web制作者のためのGitHubの教科書 チームの効率を最大化する共同開発ツール
- 作者: 塩谷啓,紫竹佑騎,原一成,平木聡
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2014/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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