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思うがままに書き殴るブログ

コドモミートアップ #2 で子どもテストの話しをして来たよ!

やぁです!@fakestarbaby です!

先日、開催されたコドモミートアップ #2 で「やるやる!子どもテスト」というタイトルで発表して来ました!

blog.fakestarbaby.com

😎人生初登壇?

何を隠そう、外部イベントで登壇するのは初めてだったんですよね〜!しかも、時間足りなそうだなぁ・・・!っていう焦りもあったりして、上手く話せたか、正直、あんまり自信が無いんですけどね。子どもテストに関して、興味関心を持って頂けていたり、やってみよう!と思って頂けたなら幸いですっ!

やるやる!子どもテスト

speakerdeck.com

さて、今回は、キッズスターで実際に実施されている「子どもテスト」に焦点を当ててお話ししましたっ!動画は、こちらですね!

www.youtube.com

当日、伝えきれなかったことについて、幾つか、補足したいと思います〜!

💪事前準備をする!

子どもテストをやる前に、まずは、子どもテストをやる環境を整えようぜっ!という話しをしました。

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こういうやつですね!もしかしたら、そこまでやる必要あるのかなぁ?って思うかもしれませんよね。でもね、それが・・・やる必要あるんですよっ!

キッズスターでは、社員の子どもたちに子どもテストの協力をして頂いているため、子どもたちの人数には限りがあり、何度も何度も子どもテストは出来ないんですよね。子どもテストの回数を重ねると、理解は深まり、操作にもどんどん慣れてしまうため、子どもテストで得られるフィードバックも少なくなってしまうんですよね・・・。そう考えると、子どもテストの一回一回は、無駄には出来ないわけです。

それと、事前準備をする理由は、実は、ほかにもあるんですよね。

初回プレイの体験って、一人に付き一度きりしか訪れないんですよね、当たり前ですけど。初回プレイでどこまで伝えるのか、そして、どこまで伝わるのか?これを検証出来るのは、子どもテストの初回プレイ、ただ一回だけなんです。そんな貴重な一回、絶対にミスれないですよね?

うん!ということで、事前準備、ちゃんとやりましょう〜!

🤗子どもテストを録画して共有する!

もしかしたら、ガジェットを用意して、もっとちゃんとした撮影環境を整えた方が良いんじゃない?と思うかもしれませんね。確かに、そうかもしれません。ただ、私が最重要視していることは、完璧なプレイ動画を撮影することではありません。誰でも、簡単に、スッと子どもテストを録画出来ることを目指しています。現状、子どもテストは、キッズスターの社員が自宅で行っているので、各家庭で環境を整えられることは最低要件となっています。そう考えると、ガジェットを駆使して大掛かりな撮影環境を準備するよりも、Android 端末一台あれば済む構成の方がずっと楽でヨサソウですよね〜!

欲を言えば、本当は、目線をトラッキングしたりして、画面のどこを見ているのか?まで分かると最高に嬉しいんですけど、まだ、現状のスマホでは、そこまで出来るアプリは存在しなそうなんですよね〜!うーん、もし、何か知見のある方がいらっしゃいましたら、ぜひ、教えて頂けると泣いて喜びますっ!

👀 操作を可視化することで気が散る可能性?

Android の開発者オプションで操作を可視化出来ることを紹介しました。

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これは、めちゃくちゃ便利であることは確かなんですが、子どもが慣れるまでは、操作の軌跡表示に気が散ったり、遊んでしまうことが懸念されます。私の息子も、最初は遊んだりしていましたが、その状態をデフォルトにしておくこと(常に有効な状態)で、慣れて気にならなくなってきたようです。

また、フロントカメラによる撮影も同じく、子どもの気が散る原因になることがあります。フロントカメラに自分の顔が映ることによって、遊んでしまったりするんですよね。これも、回数を重ねることで徐々に慣れて来るはずです。画面の端っこに少し自分の顔が映っている程度なので、アプリをプレイしているときは、そこまで、気に掛けることは無いです。逆に、カメラを気に掛けるようなら、プレイに集中していない、プレイに引き付けられない何かがある、と判断することも出来るかもしれませんね。

🌟オマケ

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当日は、時間の関係でお話し出来ませんでしたが、子どもテストのフィードバックをどうプロダクトに反映してブラッシュアップしているのか、についても、スライドの後半に記載してあります。キッズスターでは、子どもテストの結果を記載する記事が用意してあるので、そこに、各々、フィードバックを書き込み、プロジェクトメンバー全員で考察する、というアクションを取っています。色んな視点で多角的に考察することで、クライアント、ユーザー、双方にとってより良い結果となる対応策を取ることが出来るようになるわけですね。ちなみに、このフィードバックループは、子どもテストだけではなく、各個人で実施されることもあれば、大人テストと称して、プロジェクトメンバーではない社員が勝手にプレイしてレビューをすることで回すこともあったりします。とにかく、良いところはさらに良くなるように、悪いところは無くなるように、ブラッシュアップをしています。

📖 合わせて読みたい

スライドの最後のページに参考のリンクを載せていたのですが、どうやら、Speaker Deck だとリンクが有効化されないようなので、こちらに載せておきます!

2020/02/07 (金) にコドモミートアップ #2 を開催したよ!

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やぁやぁ!@fakestarbaby です!

2020/02/07 (金) に株式会社会社ミクシィさまに会場をご提供頂きまして、コドモミートアップ #2 を開催しました〜!🎉🎉🎉🎉🎉

kodomo-meetup.connpass.com

🤔 コドモミートアップ?なにそれ?

「コドモミートアップ」は、子ども向けプロダクトを開発しているひとたちをばーん!と集めて、お互いが持つ知見を共有し合うことで、より魅力的な体験を子どもたちに提供するぞぉ〜!というコンセプトのミートアップですっ!

今回は、去年に引き続き、第二回目の開催となりますっ!単発で終わらせず、こうして、継続して開催出来たことが、何より嬉しいですね〜!

ちなみに、記念すべき第一回目の様子は、こちらの記事でご覧頂けますよ〜!

blog.fakestarbaby.com

👀 参加出来なかったひとも今から見返せる!

前回に引き続き、ミクシィさんのご厚意により、YouTube による生配信と録画がされておりましたので、こちらから、当日のコドモミートアップの様子がご覧頂けますっ!ミクシィさん、どうもありがとうございますっ!(大感謝!)

www.youtube.com

「やるやる!子どもテスト」株式会社キッズスター / 平澤さん(@fakestarbaby

speakerdeck.com

コドモミートアップの主催者たるもの、何か喋っておくべきなのではっ!・・・ということで、今回は、キッズスターで実際に実施されている「子どもテスト」に焦点を当てて発表させて頂きました〜!キッズスターの子どもテストの全貌が詰まっているので、興味があれば、ぜひ、ご覧になってみて下さいませ〜!

発表に関するフィードバックは、あんまり貰えていなかった気もするので、もし、良ければ、ここが良かったよ!ここは一考の余地があるよ!うちではこうやっているよ!などなど、お気軽にフィードバック頂けますと泣いて喜びますっ!

今、スライドを読み返してみると、幾つか補足しておきたいことも出て来たので、別途、ブログ記事でも書こうかな?なんて考えているところです。

「ビジネスとしての知育アプリ市場」ワオ・コーポレーション / 小林さん

皆さんは「タッチ!あそベビー」という子ども向けアプリはご存知でしょうか?え、知らない?そんなあなたは、今すぐ、ダウンロードしましょう〜!

waochi.wao.ne.jp

このアプリはですね、低年齢層子ども向けアプリ四天王の一つなんですよっ!(自分調べ)

まだ、プレイしたことがないひとは、ぜひ、お子さまと一緒にプレイしてみてくださいっ!シンプルな作りながら、子どもたちを夢中にする仕掛けがたくさん詰め込まれていますので、親子で一緒に幸せな気持ちになれますよ〜!(マジオススメ!)

このモンスターアプリを開発しているワオっち!のなかのひとと繋がりたい!とずーっと思っていたんですが、なかなか、なかのひと情報が露出していないこともあって、どうやって繋がれば良いのか全く分からないっ!という感じでした・・・ところが!最近になって、実は、弊社(キッズスター)の取締役とコネクションがあることが判明したため、ソッコーで、登壇してくれませんかっ!(前のめり)というラブメールを送り、快諾して頂きました!本当に、めちゃくちゃ嬉しかったですっ!ありがとうございます〜!

さてさて、小林さんのトークはですね、なんと、コドモミートアップ初のビジネス寄りのお話しでしたっ!前回、今回ともに、コドモミートアップの参加者に向けてアンケートを取っているのですが、マネタイズをどうやっているのか?気になっているひともたくさん居るようでしたので、とても有意義なトークだったのではないでしょうか!

アプリ内収益とアプリ外収益の両軸で収益を立てていることを紹介して頂いたり、子どものスマホ利用率、利用時間などのアンケート結果は、ここでしか観られない、大変貴重なデータでしたよね。現在の市場は手厳しいとしつつも、緩やかながら、改善傾向にあるとし、子どもが上手くアプリと付き合う方法を模索して、今よりもっと、積極的に情報発信して行かなければならないとまとめていました。そうですね、アプリのやりすぎは害悪ですが、上手く使いこなすことによって、子どもたちにとって、より良い経験に繋がりますからね。もっと、我々、業界全体で推進して行く必要がありそうですね。

途中、コドモミートアップの参加者の職種のアンケートを取って下さっていて、ビジネス、デザイナー、エンジニア、ごっちゃ混ぜで参加されていることに驚きを覚えつつ、コドモミートアップは、職種に限らず参加して欲しい!と考えていたので、嬉しみも感じました。

「子ども向けアプリ、10年間の振り返り」空気株式会社 / 白川さん

皆さんは「ミスターシェイプ」という子ども向けアプリはご存知でしょうか?え、知らない?そんな、まさかっ!そんなあなたは、今すぐ、ダウンロードっ!

www.mrshape.jp

このアプリはですね、低年齢層子ども向けアプリ四天王の一つなんですよっ!(自分調べ)

まだ、プレイしたことがないひとは、ぜひ、お子さまと一緒にプレイしてみてくださいっ!先ほど、ご紹介した「タッチ!あそベビー」と同じくらい、低年齢層にドンピシャだと思います!低年齢層 is 何か?と言うと、スマホを初めて触るくらいの小さな子どもに最適というイメージです。タップやスワイプ、ドラッグアンドドロップすら知らない子どもたちでも、自然と操作が出来ちゃうくらいに良く出来ています!とにかく、インタラクションが最高なんですよね〜!大人がプレイしても気持ちよさを感じちゃいます!(マジオススメ!)

このミスターシェイプを開発している空気株式会社さん、実は、福岡にオフィスを構えている会社さんなんですよね。とは言え、誰が作っているんだろう?繋がりたいなぁ・・・絶対会って話し聞きたいよなぁ〜!という思いがずーっとあったんですよね。ワオっち!同様、歴史が長いので、ずっと気になっていたわけです。コドモミートアップ #2 を開催するにあたって、たまたま、コーポレートサイトを見たときに、東京にもオフィスがあることを知り、東京にオフィスあるなら可能性あるのではっ!という思い込みからラブメールを送ったんですよね。ありがたいことに、コドモミートアップ開催に合わせて予定を組み替えて頂きまして、福岡から、ミスターシェイプの開発者さま本人が来てトークしてくれることになりました!本当にどうもありがとうございますっ!

さて、白川さんのトークは、なんと、10年間の振り返りです!濃ゆいっ!濃すぎるっ!ミスターシェイプがどうやって開発されたのか、PR していたのか、収益化したのか、赤裸々に語って頂きました。盛り上がりによって好調な時期もあれば、開発に疲弊して伸び悩んでいた時期もあったそうで、なんというかこう、めちゃくちゃ生々しかったです。「遊んでくれている子どもたちがいるんだ!」ということに気が付いてから、ミスターシェイプをフルスクラッチで再構築していく流れは、まさに、起死回生というか、弊社のごっこランドにも通じるところがあったりして、勝手に共感して感動していました。

そうなんですよね、プロダクトって生きているんですよね。私は「プロダクトは愛が育てるもの」と考えているので、この10年間の振り返りは、白川さんのミスターシェイプに対する愛、そのものだなぁって感じましたです。

「初の子供向けプロダクト開発の失敗と学び」個人開発者 / ぐるたかさん(@guru_taka

docs.google.com

登壇者のぐるたかさんが初めて開発された子ども向けアプリはこちらですっ!ぜひ、遊んでみて下さいませ〜!

ぬっておさかなARワールド

ぬっておさかなARワールド

  • Takashi Irita
  • エンターテインメント
  • 無料
apps.apple.com

なんと、第13回キッズデザイン賞も受賞されているんですよね、スゴイ!正直、初めてとは思えないくらいのクオリティで、ただただ、スゴイなぁ〜って関心してしまいました。私の処女作なんて、ちょっと、人前には出せないレベルで・・・。

ぐるたかさん自身は、お子さまがいるわけではないので、子どもに対する感性を持ち合わせていない状態だったようで、子どもと向き合ってみて気付いたことをたくさん紹介して頂きました。私が発表した子どもテストとも親しいお話しでしたので、非常に親近感を持ちました。結構、子どもの感性を持っていなくても子ども向けプロダクトを開発出来るんだろうか?と不安に考えてしまうことはありますよね。でも、実際に、子どもテストのフィードバックを得ることによって、その感性は補えたりするものなんですよね。弊社、キッズスターでも、お子さまがいない社員さんも居ますし、それでも、バンバン、意見を出して仕様を考えたりもしています。子どもに見せて大改修するループで見せて頂いた、改修前の画面、改修後の画面の比較がとても具体的で分かりやすかったですね!分かる、分かる〜!それそれ〜!と一人で共感して興奮していました。

アナログの重要性について語られていたことも印象的でしたね。子どもにとって、アナログ、デジタルの境目はとても曖昧です。アナログを介する体験があるのなら、そのアナログも楽しめるように体験を作り込もう!という姿勢は見習うべきものがあります。デジタルコンテンツを作っている我々が忘れがちな大切なものが、そこにありそうな気がしますよね。

「教育コンテンツ制作時に気をつけている事」ミライノ製作所 / 荒川さん(@jeffry1461

docs.google.com

荒川さんとは、以前から Twitter を通してやり取りをすることがあって、通称、じぇふさん!と呼んでおり、荒川さん is 誰?という感じなんですが、荒川さんが開発された子ども向けアプリはこちらですっ!小学生に上がると、都道府県を覚える日がやって来ますので、こちらのアプリで楽しく勉強が出来ると捗りそうですよね〜!(私の娘は、リリースしたときには都道府県を完全に覚えきっていてタイミングが合わず!)

miraino.app

荒川さんは、教育コンテンツの制作に長く携わっていることもあって、色んな知見を紹介して下さいましたっ!押して欲しいボタンは強調する、文字の枠には気を付ける、漢字に気を付ける、上手く出来たら褒める、などなど、どれもとても参考になる知見ばかりでしたね〜!デザイナーだったら、当たり前の視点なんでしょうか?私は、目からウロコの知見ばかりだったので、ただひたすら、うんうん!なるほどっ!と一人で関心しまくってました。

特に、ナレーションやアニメが終わったら知らせようね!という知見は、胸に刺さりました・・・ごっこランドでも、課題となっているところで、なんとかしたいなぁって思っていたので、ひ、ひぃ〜っ!となってしまいました。そうですよね、もっと精進します!(もっと知見知りたみ!)

荒川さんにとっては、きっと、スゴく当たり前のことなのかもしれませんが、こうして、改めて、聞いてみると、おお!そんな視点があったのか〜!と、色々と気付かされることが多くて、マジ勉強になります!そう・・・こういう知見を共有して、みんなで分かち合えたら、マジで最高じゃないっすか〜!というコドモミートアップのコンセプトにバッチリハマっていたような気がして、めちゃくちゃ良かったですっ!

🤩 童心に帰れる懇親会!

前回に引き続き、今回も、童心に帰るシリーズで攻めましたが、いかがでしたでしょうか?

毎回、参加者全員と話してやるぞっ!と意気込んでいるのですが、圧倒的に時間が足らずに終わってしまうパターンが多くて、本当に残念ですね・・・楽しい時間はいつもあっという間に終わってしまいますね。もし、私とお話ししたかったのになぁ〜!なんていうひとがいらっしゃいましたら、お気軽に Twitter で、雑に話し掛けて下さいませ〜!雑に返信しますっ!(おい)

前回同様、新しく知り合うひとがたくさん居ましたので、まだまだ、子ども向けプロダクト界隈は広がる可能性があるなぁ〜と感じました。もっと、繋げて行くぞっ!

💪 まとめ

今回は、私がうっかり TimeTimer を持ってくることを忘れてしまったことにより、タイムマネジメントが全く出来ない状態になってしまって、全体的に時間が押し気味になってしまい、懇親会の時間が少なくなってしまって申し訳ありませんでした!ただ、登壇者の方たちには、思う存分、お話しして頂けたと思うので、その分、めちゃくちゃ濃ゆいお話しが聞けたので、これはこれで良かったのかもなぁ〜!なんて思ったりしています。

あと、子どもミートアップをやるぞ〜!と決めた当初は、子ども向けアプリやインタラクションに限らず、子ども向けプロダクト全般をターゲットとして考えていたのですが、第二回目までを見てみると、どうしても、アプリに寄って来てしまう感じはありますね。自分自身が子ども向けアプリを開発していることや、私の周りでも、アプリ開発をしているひとが多いことが起因しているかもしれませんが、出来ることからコツコツと続けて行けたらいいなぁって思っています。当面の目標は、このコドモミートアップを継続して、コミュニティを形成するところ、ですかね。

本当は、もっと短いスパンで、集まれるひとだけで集まってひたすら話すとか、他社の子ども向けプロダクトを触って研究するとか、なんとなく情報交換するとか、なんかそういうこともやりたみがあります。あとは、私がインタビュアーになって、開発者を訪問して雑に話すとか、なんかもっとこう、出来ることはたくさんありそうな気がしていますので、今後も、コドモミートアップの活動は続けて行きたいなぁって思っていますので、皆さん、今後とも宜しくお願い致しますっ!

コドモミートアップ #2 で登壇してくれた皆さま、参加してくれた皆さま、会場提供 & 配信してくれたミクシィさま、懇親会費を提供してくれたキッズスターさま、皆さま、本当にどうもありがとうございました〜!

また、次回、何らかの形でお会いしましょう〜!

イベントのスライドをデザイナーさんに赤入れしてもらったらタメになった話し!

やぁやぁ!

@fakestarbaby です!

実は、先日、こんなイベントを開催していたんですよね!

blog.fakestarbaby.com

このとき、イントロダクションの進行をさせて頂きましてですね、今回は、そこで利用したスライドが出来上がるまでの裏話をしようかな〜っと!

初めての楽しいスライド作り 😋

イベントを運営すること自体、初めてのことだったなのに、イントロダクションのスライドも作る必要があるなんて、マジかよっ!自分に作れるんだろうか・・・という不安に襲われていました。

コドモミートアップ運営チームのととちゃん(@lycoris102)に、ととちゃんが運営している Gotanda.unity のイントロダクションスライドを頂戴したので、ベースになる部分は、参考にすることが出来ました。ありがとうありがとう〜!これがなかったらと思うと・・・。

meetup.unity3d.jp

まずは、スライド作りの知識を付けよう!💪

ということで、まずは、esa の 赤塚さん(@ken_c_lo)が公開している超絶タメになるスライドを読むことにしました。

speakerdeck.com

なるほど、スゴい〜!早速、タメになる〜!しかし、やっぱり、プロ感が溢れているので、自分のようなシロートにも同じようなことが出来るのかどうか・・・まぁ、と言ってももうやるしかないので、まずは、自力でやってみることにしました。

まずは、とりあえず、雑バージョン完成!😎

まずは、装飾を凝らずに、雑に、書きたいことだけを書いてみました。これだけ、誰の心にも響かないスライドはスゴイですね・・・。まぁ、雑バージョンだからね!

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そして、ようやく、ふぇくバージョン完成!🤩

そして、そこから、イベントのキービジュアルをキッズスターの中尾さん(@tomtomcafe)に描いてもらったりしてからは、一気に、世界観が見えて来た気がします!

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ん〜、かわいい!

さて、なんだかんだで時間が掛かりましたが、なんとか、最初のふぇくバージョンを完成させることが出来ました〜!🎉🎉🎉

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個人的には、まぁ、悪くないのでは?と思っていましたが、念のため、というか、若干の好奇心があり、日頃から仲良くして頂いている元キッズスターのデザイナーのいぬじに見せてみて、スライドの赤入れをしてもらうことにしました。

dribbble.com blogs.adobe.com

頼み込んでいるときの様子 🙏

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雑にお願いしていますが、必死です!

満を持して、いぬじバージョン完成!🐶

赤入れされて戻って来たスライドは、格段に良くなっていました!(感動!)

何がどうなっているからどうしたのか、きちんと、赤入れされていて、しかも、詳細な説明までしてくれていたので、いぬじ、神かよ!デザイナーみたいじゃん!って思わず叫んじゃいました。

それでは、赤入れの様子を一つずつ見て行きましょう〜!

絵文字を使って楽しさをプラス!😍

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言われて初めて気付く、それなっ!案件です。なぜ、気付かなかったし!絵文字を入れることで、断然、スライドが楽しくなってきましたね〜!うん、タメになる。

文字は大きく、文字間隔はぱらつかないように!🤗

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全体的に文字が小さかったようで、大きくして頂きました!確かに、こうやって比較すると分かりやすく読みやすくなっている・・・。あと、「ぱらつく」という言葉を知らなかったので、どういう意味なんだぜ?と質問してみました。

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上は文字間隔がぱらついていて、下は文字間隔をぱらつかないようにした状態です。いぬじ、曰く・・・

文字や文章を読むときは、目で文字を追うと思うんですが、新聞、小説、スライド、ポスターそれぞれに人が読みやすいと感じる、一番疲れない文字のリズムみたいなものがあるんです。文字の間隔が広く開いていると、目で一文字一文字を追ってしまい、流れで読めていなかったりします。実は。ポエムや、短歌などのゆっくり情景を浮かべながら想像する場合の文には向いてるんですが、文章だったり、人の喋る速度と同じように読んで欲しい場合には、少し追うのに必死になって目が疲れてしまうんですね。

文字のリズムとか、目の疲れとか、全く意識したことなかったですね、目からウロコ状態です。見た目のイケてるさしか考えていなかった自分をお許しください。うん、タメになる。

そこで、下が文字を調整した方なんですが、文字の間隔を少し狭めて詰めています。(上と見比べると、少し文字の間隔がきつく感じるかもしれないのですが)下の方は、単語ごとに文字が目に入って来て、次の文や単語も流れるように自然に目に入ってくる感じがすると思います。(とはいえ、人の読むスピードなどは様々なので絶対とは言えないのですが^^;)新聞や小説などの小さい文字というのは、人が自然に流れで読めるよう文字と文字の間を実は調整しているんです。スライドの場合も、文章など情報量が多い部分は、文字の間隔をテンポよく読めるくらいにしてあげると、見てる人はこういうところに気づくことはないんですけど、目が疲れたなーとか、読みにくいなーとか実は感じたりしてるんです!

スゴイ・・・これが、デザインの力なのか、タメになる。

伝えたい大切なことは大胆にページ分け!😙

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イベントのコンセプトはちゃんと伝えたいですよね〜!確かに・・・伝えたいことを一ページずつ、丁寧に説明してあげることで、よりコンセプトが伝わりそうですね!今、このコンセプトの話しをしてるんすよ!っていうのが分かる!マジ、タメになる。

最後に、Slack で色々とやり取りをする図 😊

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赤入れの一部始終ですっ!いぬじのデザインの知見が溢れ出ていて、いつもより100000000倍くらい格好良く見えました!

デザイナー視点のスゴさ!🐶

同じ人間で、同じ目が付いているはずだし、同じスライドを見てるはずなのに、これだけ、情報の解像度が違って見えてるの、マジでズルいっ!羨ましい〜!そして、面白いなぁ〜って思ったりしました。

いぬじのスゴさを再認識しつつも、自分的には、目からウロコ的な話しでもあったので、ついつい、記事にしちゃいましたっ!こういう、自分が持っていない才能を見せ付けられたりすると、とっても感動してリスペクトしちゃうマンです!いぬじ、ありがとうありがとう〜!

は〜、タメになったなぁ。

2019/09/13 (金) 追記 📝

Twitter ですぴかあやかさん(@spicagraph)がとても分かりやすい絵で文字間や塊感を可視化していました。

なるほど、そうか、こう見えているのか!という学びがある。こういう視点を持った状態で街を歩いてテキストを眺めてみるのもヨサソウ〜!

2019/08/28 (水) にコドモミートアップ #1 を開催したよ!

やぁやぁ!

@fakestarbaby です。

2019/08/28 (水) に株式会社ミクシィさまに会場をご提供頂きまして、コドモミートアップの記念すべき第一回目を開催しました〜!🎉🎉🎉🎉🎉

コドモミートアップ?なにそれ?

「コドモミートアップ」は、子ども向けプロダクトを開発しているひとたちを集めて、お互いが持つ知見を共有し合うことで、より魅力的な体験を子どもたちに提供するぞ〜!というコンセプトのミートアップですっ!

開催に至るまでのお気持ちなどは、こちらの記事にしたためてありますので、もし、良かったらご覧下さいませ〜!

blog.fakestarbaby.com

え、うっかり、見逃したって?

なんと、今回は、株式会社ミクシィさまのご厚意により、ミートアップの様子が録画されていましたので、今からでも、じっくりと見返すことが出来るんですよ〜!ありがとうございますっ!いつでも見返せるの嬉しい〜!

見逃してしまったひとは、こちらから、ご覧頂くとヨサソウですっ!

www.youtube.com

で、初回の感じはどーだったの?

一言で言うと、最高に楽しいミートアップでした!

主催者の自分が言うのも何ですが、こういう場を長年求め続けていたこともあって、まるで、夢のような時間を過ごすことが出来ました、ありがとうございますっ!

ミートアップを開催する前は、子ども向けプロダクトを開発しているひとたちにどのくらいリーチ出来るのか未知数だったため、全然ひとが集まらなかったらどうしよう・・・などと不安に思っていましたが、トークして頂いた登壇者、参加者のひとも含めて、とてもたくさんのひとたちに集まって頂きました!

とても楽しいミートアップだったので、色々と思ったこととかをガリガリ書き殴っておこうかな〜と思います!

「イントロダクション」株式会社 キッズスター / ふぇく(@fakestarbaby

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どうも、ふぇくです!

イントロダクションとして、コドモミートアップのコンセプトや諸注意などについてアナウンスしました。このコンセプト、どれくらい共感してくれるひとが居るのかな〜?というところが気になっていましたが、結果的には、たくさんのひとに共感して頂けたようで、また、次回も参加したいなぁ〜っていう声をたくさん頂戴しました!(嬉しい!)

それはそうとして、初めてのイベント運営に、初めての司会業とあって、とてもとても雑な感じになってしまいまして、申し訳ありませんでしたっ!合わせて、こういうスライドを作ることも初めてのことだったので、最終的には、知り合いのデザイナーさんにブラッシュアップしてもらったりしました。もうちょっと、上手に進行出来るように精進したいと思います!(頑張るよ)

さてさて、トークに行きましょう〜!

「子どもにとって むずかしくない 日本語」株式会社 キッズスター / 中尾さん(@tomtomcafe

docs.google.com

子ども向けプロダクトを開発するときにブチ当たる壁の一つとして、日本語があります。どのくらいの年齢層をターゲットにするかによって変わりますが、小学校入学前なら読めてもひらがなくらいでしょう。つい、ズラズラ〜っとひらがなで説明したくなるんですが、実は、分かりやすくしてあげる配慮が必要になりますよ〜!っていうお話しですね。

中尾さんによると、分かりやすくするためには、以下のステップがあるそうです。

  1. ことばを簡単にする
  2. 分かち書きにする
  3. 一文の文字数 / 文節数の最大を決める

中でも「音読みにする」というのは、なるほど感がありました。

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何も考えずに説明しようとすると難しい言葉選びになりがちですが、子どもたちに馴染みがある言葉に置き換えてあげるだけで、より何をして欲しいか伝わりますよね。

また、「分かち書き」に関しては、よく絵本などで見られる書き方ですね。

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実際に、子どもに、分かち書きしてある文章としていない文章を読ませてみると、その差は歴然で、分かち書きしてない文章の場合は、途切れず続けて読み進めてしまい、内容が理解しにくくなってしまうんですよね。何も考えずにただ文章を置いていたりするだけのコンテンツを見ると、読ませる気がないのかなぁ?って思っちゃいます。分かち書き大事!案件です。

小学校入学前でも、ひらがながまだ読めない子どもたちもたくさん居るので、出来るだけ文字情報に頼らない UI にするべきではありますが、どうしても補足情報として出したいとき、もう少し上の年齢層も考慮したいときなどは、とても参考になりそうな知見でした〜!

「アナログを感じるデジタルデザイン」株式会社 BUTTON / 浦谷さん(@bxoxnx

タイトルからして興味をそそりますよね〜!デジタルにアナログのエッセンスを取り入れるというお話しです。

アナログのヨサの一つとして「変化がわかりやすい」と仰っていました。例えば、デジタル上で、A から C に状態遷移するとき、パッと切り替わりますが、実際には、A と C の間にある B を、子どもが補完して見ることが出来るか?というと、結構、これは難しいのではないかな〜と思います。これは、弊社のプロダクトの話しになってしまうんですが、とある化粧品のコンテンツがありまして、化粧水が入った瓶の蓋をパカッと開けたあと、スッと、コットンが表示されていたのですが、それを見た一般的な大人のひとなら、化粧水をコットンに付けたんだよね〜!ということは省略されていても分かることでしょう。でも、子どもたちは化粧水をコットンに付ける行為そのものを知らないので、敢えて、そのシーンを見せてあげないと補完して理解することは出来ないのですよね〜。デジタルは省けて楽な分、情報が削ぎ落とされているので、これがこうしてこうなっている〜!という連続した情報は、アナログの世界ならではなのですね。

BUTTON さんがリリースしているいろぴこというアプリの事例紹介、とても分かりやすかったですね〜!いろぴこは、子どもが居るひとは、必ず、インストールして遊んでみて欲しいアプリなんですが、色を覚えるだけのとてもシンプルなアプリになっています。

iro.pico-app.jp

このアプリは、左右に少しだけほかの色がチラ見えしていて、それを触って引っ張ることによって、どんどん次の色をめくっていくという体験が出来るようになっています。普通に考えると、ボタンでスライドしたくなるところだと思うんですが、アナログ的な、触る、引っ張るという行為をデジタルに持ち込むことによって、何の説明もなしに子どもが操作出来るようになっているんですよね、スゴイ〜!触ったときにプルプルする手触り感も、もっと触りたい、ずっと触っていたい、面白い、楽しいという色んなポジティブな気持ちにさせてくれます。

BUTTON さんのプロダクトはどこか温かみがあって、子どもたちにも受け入れられやすい感じがしていたのは、こういうアナログ的な表現を取り入れていたからなんですね〜!ついつい、デジタルばかりを作っていると忘れてしまいそうな感覚だと思うので、もっと大事にしなきゃなぁ〜って思った次第です。

「これから始める子ども向けアプリ開発」株式会社 LITALICO / 横山さん

これから、子ども向けアプリを開発するぞ〜!というひとに最適なトーク内容で、個人的には、数年前に聞きたかったよ〜!案件です。(おい)

まず、ガイドラインを守りましょう!というのは、これはもう、子ども向けカテゴリにリリースすることを狙っているなら、絶対に避けては通れない道ですよね〜!結構、守ることが多くて大変です。この辺は、子ども向けアプリを開発しているひとたちの中で、もっと情報交換出来るようになっているといいなぁって思います。今度、こういうガイドラインが追加されるらしいよ!え、マジ?どうしよう?うちはこうする!ああする!とか言い合いたい。

developer.apple.com play.google.com

そして、子どもが突破出来ないような何かしらの仕組みを入れるペアレンタルゲートも必須ですね。外部サイトへ遷移する場合や、設定を変更する場合、課金周りなどに配慮が必要になります。仕組みは色々ありますので、調べてみるのも楽しそうですよね〜!

リアクションをサボらない!というお話しで、ねずみタイマーの事例が出ていましたね!

app.litalico.com

このねずみタイマー、実際に、触ってみるとよく分かるんですが、並んでいるどのリンゴをタップしてもちゃんとフィードバックがあるんですよね。アニメーションはもちろん、効果音も鳴るので、確かに!自分は!今!このリンゴを!触っているぞ〜!という感覚が得られるようになっているんですよ。しかも、たくさん並んだリンゴの中には、一つだけほかと違う効果音が鳴る特別なリンゴが隠されているという楽しい演出付きです。LITALICO さんのアプリは、どのアプリもリアクションをサボらないように作られているので、とても勉強になります。

ボタンの同時押しというのも、よくあるバグの一つですね。実際に、子どもたちにプレイしてもらうと分かるんですが、えー!普通、そんな触り方するの〜?というような触り方をしてきます。手首が画面の一部に触れたまま、操作しようとしたりもしますし、複数の指でタップしようとしたりもします。とにかく、予想外の操作をすることが多いので、ボタンの同時押しの検証は手厚くしておくことをオススメします。

実際に開発してみないと分からないことをたくさん紹介して頂けたので、これから、子ども向けのアプリ開発を始めてみよう!と考えているひとにはとても有用な知見でしたね〜!あと、こちらのスライドも丁寧で分かりやすく書かれているので、目を通しておきましょう〜!

www.slideshare.net

LITALICO さんは、ワンダーメイクフェスというイベントもやっていまして、以前、弊社も出展してお世話になったことがあるのですが、子どもたちのものづくりの熱さを体感してみたいひとは、ぜひ、ご来場してみたり、出展してみたりするとヨサソウです!

wonder.litalico.jp

以前、弊社が出展したときの様子も、この記事の最後に貼っておきますね。

「子供向けアプリの可能性」株式会社 unouplus / 戸田さん(@unouplus

www.slideshare.net

戸田さん自身が、なぜ、子ども向けアプリの開発を始めたのか、今課題に感じていることは何か、そして、これからの子ども向けアプリに期待する想いは何か・・・と、戸田さんの過去、現在、未来に対する想いがギュッと詰まったトークに胸を打たれて感動してしまいました!

私自身も、子ども向けプロダクトの開発に携わったことが人生のターニングポイントになっていることもあって、強く共感する部分がたくさんあり、一人静かにうおおっ!うおお〜!と叫んでいました。まさか、自分の仕事が自分の子どもと接点を持つようになるとは!っていう感じ、スゴく良く分かります!自分が作り出した何かを通して子どもたちに何かしらの影響を与えることが出来るって、よく考えたらスゴいことですよね。

アプリに対する課題感として、友達と過ごす時間を奪っているかもしれないし、家族と過ごす大切な時間を奪っているかもしれない、と仰っていましたね。子どもたちの限られた時間の中、子どもたちが触れるアプリだからこそ、大切な時間や力を与えるものであって欲しいという言葉にはもうじーんと来ました。本当にそうですよね。こういった想いで子ども向けプロダクトの開発をしてくれるひとがもっと増えるといいですよね〜!っていう思いもあって、このコドモミートアップをしているわけなので、もっと仲間を増やして行きたいなぁ〜!

戸田さん、熱いなぁっていう感じで、とても良かったです!

「プレイテストドリブンな子ども向けのモノづくり」株式会社スマートエデュケーション / 齋藤さん(@ decopon07

子ども向けプロダクトは、ある程度の知見の元に設計、開発されているとは言え、子どもにプレイしてもらうと、想像の斜め上を行く結果になることがよくあるため、子どもにプレイしてもらうフェーズを挟み、プロダクトをブラッシュアップしたりするんですよね。キッズスターでは「子どもテスト」と呼んでいるのですが、スマートエデュケーションさんでは「プレイテスト」と呼んでいるのですね〜!

スマートエデュケーションさんは、実際のプレイテストは、幼稚園の中で行われることが多いみたいでした。幼稚園の教室を借りて実施しているなんて!キッズスターでは、社員の子どもにプレイしてもらってフィードバックを貰ったりしているので、本当に羨ましい限りです!

プレイテストのやり方にも言及されていたので、もっと深掘りしてたくさんお話しを聞きたかったのですが、子どもたちに関しては、まずは「よく観察すること」と仰っていました。私も長いこと、子どもテストをやっているので、一人で超絶ウンウンっ!と頷いていました。子どもたちはまだ自分の思いや考えを上手に表現出来ないので、本人から直接フィードバックを聞くことは難しいんですよね。なので、出来るだけ、子どもたちがプレイしている様子を観察しまくるということに尽きます。この辺は、私も過去にブログ記事を書いたことがあるので、この記事の最後にチラッと載せておきますね!

保育のプロダクトのプレイテストをするときは、実際に、社員さんが先生の代わりにやってみるというのは、スゴイですね。あれだけの園児が居て、プレイテストが好評だったとしたら、それはもう最高に幸せな気持ちになれそうですね。子ども向けアプリって、基本、レビューは親がするので、直接、子どもたちと接点を持つことが難しいんですよね。だから、直接、フィードバックがもらえる機会っていうのは、超貴重だったりします。いいな、幼稚園・・・自分も行きたい。

プレイテストをするとき、どういうところをどういう風に観察しているのか、ぜひ、今度お会いしたときにお聞きしたいですね〜!また、チーム内で定めた UX を満たしたらリリースするということでしたが、実際には、どういう基準を設けているのか、なども気になるところですね〜!

「コドモが学習アプリに夢中?デザインとアニメーションの重要性」ファンタムスティック株式会社 / シェインさん(@fantam_shane

www.slideshare.net

シェインさんは、初めまして!でした。実は、私は Twitter 上で子ども向けプロダクトについて発信しているひとを捕捉する趣味(変態)がありまして、結構、前から楽しく拝見させて頂いていました。note でたくさん記事も書かれているんですよね〜!

note.mu

現代の子どもたちはデジタルネイティブで目が肥えているため、既存の教材をただデジタル化するだけでは使ってくれないそうです。確かに、子どもたちが触るデバイスの中には、たくさんの魅力的なアプリが入っていますからね。引用がありましたが、我々の最大のライバルは YouTube というのは、個人的な感覚としても合っていると思います。実際、子ども向けカテゴリに YouTube Kids が登場してからは、常に、ランキング上位に君臨していますしね。

そこで大切になってくるのが、デザインとアニメーションなんですよ!ということで、まずは、ユーザーの特徴を・・・

  • 文字は読まない
  • 画面から情報を集める努力をしない
  • 画面操作で迷ったら思考停止する

ここだけ読んでみても、いかに、ユーザーの攻略が手強いかよく分かりますよね。進化ではなく退化している!という言葉には、妙に納得してしまいました。

算数忍者の事例も出て来て、何をするか説明しなくても分かる、情報は少なくしているということでした。

fantamstick.com

確かに、算数忍者を息子に遊ばせてあげたとき、一切、何も説明しなくても、普通にプレイ出来ていましたね。プレイ中の画面では、戻るボタンさえ用意していないというのは、とても思い切りがあって良いな〜と思いました。

テンポが離脱率に影響するという話し、これは、弊社、キッズスターでも、出来ているかどうかというと・・・どうだろう?私自身は、まだ、深く意識出来ていないかもしれません。

シェインさんが仰っていたように、アニメーションは見せたいから遅くしがちなんだけど、3倍くらいに早めてから最適化するとヨイ!という話しは、なるほど〜!という感じでした。ちょっと、そういう目線も持っていかねばな〜というお気持ちになりました。

そして、夢の懇親会へ 🤩

右を向いても、左を向いても、子ども向けプロダクトを開発しているひと、開発したことがあるひと、そして、興味関心があるひとだらけ〜!という夢のような空間で、色々なひとと話しが出来てサイコーに楽しい時間でした・・・!

コドモミートアップということで、駄菓子をたくさん用意したりしてみましたが、どうでしたでしょうか?

実際に、子ども向けプロダクトを開発したことがあるひともたくさん居て、どういう課題があって、どういう想いで開発に至ったのかを聞いたりして、いいなぁ、いいなぁ〜!って感激したりしていました。こういうものを作ったんですよ〜!って紹介してもらうとき、そのひとの色々な熱い想いが言葉に乗るので、そういう想いを通じて開発されたプロダクトには、きっと、愛がたくさん詰まっているんだろうなぁ、幸せだなぁって思います。

せっかくの機会なんで、全員と話して帰るぞ〜!と個人的に意気込んでいたにも関わらず、全然時間が足らなくてお話し出来なかったので、そこだけは少し残念でしたね。この課題は、次回に生かしたいですね。

よーし!次回もやるぞっ!

子ども向けプロダクトのミートアップ、ぜひ、やりましょう〜!と声を掛けて、背中を押してくれたととちゃん(@lycoris102)と、キービジュアルの作成から運営のサポートまでしてくれた中尾さん(@tomtomcafe)には、本当に心から感謝しています!ありがとうありがとう〜!

もう何年もこういうコミュニティが作りたくて細々と活動していたんだけど、ちょうど、個人で出来る限界を感じ始めていたところなので、 コドモミートアップは一つのブレイクスルーになったのではないかな〜と思っています。

初回だし、どれだけ興味関心があって参加してくれるひとが居るんだろうな?という不安感もあって、次回以降の開催は未定でしたけど、実際に、参加してくれた皆さんの表情を見たり、話したりして、これは絶対継続すべきだなぁ〜って思いました。何より、自分がもっと皆んなのトークを聞きたい!話したい!というモチベーションの方が強いかもしれないですね。次回は、年内にやるぞ〜!

まぁ、実際には、課題もたくさんあって、私自身は、運営に関してはシロートなので、ととちゃんには、甘えっぱなしで色々と段取りして頂いちゃいました。回を重ねて慣れて行きたいですね。司会業も初めてのことでフワフワしてしまい、じっくりと話しを聞きたい自分と、タイムスケジュールを守りつつ進行をマネジメントする役割が上手くスイッチング出来ずに、アタフタしてしまいました。慣れなのか、何なのか・・・今後の課題ですね。

記載して頂いたアンケートにも目を通して、次回の糧にしたいと思います!トークしてくれた皆さま、参加してくれた皆さま、会場を提供してくれたミクシィさま、駄菓子を提供してくれたキッズスターさま、皆さま、本当にありがとうございました〜!

次は、雑に、何かトークしたいなぁ・・・。

📖合わせて読みたい!

note.mu hide336.hatenablog.com note.mu togetter.com

📝関連記事!

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2019/08/28 (水) にコドモミートアップ #1 やるよ!

やぁやぁ!

@fakestarbaby です。

このたび、子ども向けプロダクトを開発しているひとたちを集めて、ミートアップを開催することになりました〜!その名もなんと「コドモミートアップ」ですっ!(そのまんま!)

なにそれ?

f:id:fakestarbaby:20190731014752p:plain

「コドモミートアップ」は、子ども向けプロダクトを開発しているひとたちを集めて、お互いが持つ知見を共有し合うことで、より魅力的な体験を子どもたちに提供するぞ〜!というコンセプトのミートアップですっ!

2019/08/28 (水) に株式会社ミクシィさまに会場をご提供頂いて、記念すべき第一回目を開催します〜!🎉🎉🎉🎉🎉

kodomo-meetup.connpass.com

子ども向けプロダクトの開発に携わっているひとはもちろん、興味関心があるひとも、お気軽にご参加くださいませ〜!

なんでやるの?

私は前職から子ども向けプロダクトの開発に携わっているので、そこから数えると、もうかれこれ 6 〜 7 年間くらいは、子ども向けプロダクトの開発に携わっていることになります。その中で、常々感じていたこととしては、横の繋がりが全然な〜いっ!ということでした。特に、前職のころは、右も左も分からない状態から一人で子ども向けアプリの開発を始めたこともあって、知見を共有し合ったり、ただただ、同じテーマで話し合える仲間が欲しいっ!と強く思っていました。

実際のところ、子ども向けプロダクト開発の知見は、ほとんど、公開されていないに等しいので、いざ、子ども向けプロダクトを開発しようとしても分からないことだらけなんですね。

例えば・・・

  • ひらがな、カタカナって読めるの?
  • 何歳くらいから読めるようになるの?
  • そもそも、何にどう注意すればいいの?
  • ユーザーテストってどうやるの?
  • 子ども向けカテゴリに出すときに考慮すべき点って何?
  • ペアレンタルゲートって何?

・・・などなど、全てが手探り状態になりがちです。

先駆者が居るのであれば、是非とも、その知恵をお借りしたい!・・・と思うことがよくあります。

こうした思いを抱えながら、悶々としている中、Twitter 検索しまくったりして、子ども向けプロダクトの開発に携わっているひとを探し続けて来ましたが、これがなかなか見つからない!・・・そうこうする中で、キッズスターに転職して、子ども向けプロダクトに関する話しをする機会も増えて行きました。

それでも、まだまだ!濃ゆい話しがしたくしてしたくて物足りなかった私は、去年、自分が気になっていて、ぜひとも話しを聞いてみたいなぁ〜と思うひとたちに直接お声掛けしたりして、仲間の輪を増やす活動をしていました。(今回、トークしてくれる方たちの中には、このときにお声掛けした方たちが手を挙げてくれています。本当に本当に、ありがとうございますっ!)

もっと子ども向けプロダクトを開発しているひとたちの横の繋がりを作りたい!お互いが持つ知見を共有し合うことで、実際のプロダクト開発にフィードバックして子どもたちにより良い体験を提供したい!なんなら、興味があるひとをもっと増やして、一緒にものづくりしたい!

だから、コドモミートアップをやるんです!

トークしてくれる方たちのご紹介

さて、今回、トークしてくれる方たちは子ども向けプロダクト開発の第一線で活躍しているひとたちばかりなんですよね〜!

ということで、簡単に、勝手にご紹介していきますよ〜!

株式会社キッズスター / 中尾さん

youtu.be

キッズスター は、実在する企業に協賛して頂いて、子どもたちに社会体験を提供するアプリ「ごっこランド」で有名ですね!私が勤める会社でもあります。何故か、Unity アンバサダー が二人も在籍しているので、ついうっかり、技術に強い会社に見られがちなんですが、子ども向けというところでも非常に強い会社だと思っています。ごっこランドは、現時点で、29社の企業さまに協賛して頂いているので、実社会にある色んなコトやモノについて触れるきっかけになるアプリとなっていますので、未プレイの方は、ぜひ、プレイしてもらえると嬉しいです!

さて、今回は、ディレクターの中尾さんが「子どもにとって むずかしくない 日本語」というタイトルでトークしてくれます。

株式会社 BUTTON / 浦谷さん

vimeo.com

BUTTON は、デジタルテクノロジーを駆使しつつも、手触りのある体験を提供していて「いろぴこ」や「Kytell」が有名ですね!いろぴこは最高に可愛くて癒やされるし、Kytell のコンセプトはもうサイコーです。ここで挙げたようなアプリだけではなく、リアルなインタラクションも制作されています。

今回は、CEO の浦谷さんが「アナログを感じるデジタルデザイン」というタイトルでトークしてくれます。浦谷さんは、こちらでブログ記事もやっていますので、ぜひとも、チェックを〜!(面白いです)

note.mu

株式会社 LITALICO / 横山さん

youtu.be

LITALICO は、就労支援、幼児教室、学習支援などの教育サービスを提供しつつ、たくさんの子ども向けアプリをリリースしているとても勢いのある会社です。時間の概念が理解出来ない子どもたちのために時間を可視化した「ねずみタイマー」や、なかなか歯磨きをしない子どもたちがめちゃくちゃ歯磨きするようになる「はみがき勇者」が有名です!いずれも、子どもたちの課題を解決するためのシンプルなデザインになっているところがポイントで、うちでも大変お世話になっておりますっ!

今回、エンジニアの横山さんが「これから始める子ども向けアプリ開発」というタイトルでトークしてくれます。

株式会社 unouplus / 戸田さん

youtu.be

unouplus は、独創的で可愛いらしい世界観とユーモア溢れる仕掛けの子ども向けアプリを提供している会社です。親子で端末を介して読み聞かせするという今っぽさある「かみなしばい」は、キッズデザイン賞も受賞したことがあるんですよね〜!また、「zoozoozoo」という仕掛け絵本アプリも素敵でサイコーです。

今回、代表の戸田さんが「子供向けアプリの可能性」というタイトルでトークしてくれます。

株式会社スマートエデュケーション / 齋藤さん

youtu.be

スマートエデュケーション は、知育を主眼に置いたアプリを提供していて「TO-FU おっ!すし屋さん」や「やったね!できたね!アンパンマン」が有名ですね!圧倒的なクオリティで、海外のメジャーな知育アプリと比較しても負けないくらいの素晴らしい作りになっています。子ども向けカテゴリ界隈では、ここ数年ずっと上位に君臨している会社で知らないひとは居なそうですね。

今回、プロデューサー & クリエイティブディレクターの齋藤さんが「プレイテストドリブンな子ども向けのモノづくり」というタイトルでトークしてくれます。

ファンタムスティック株式会社 / シェインさん

youtu.be

ファンタムスティック は、楽しくて夢中になって遊んでいるだけで、いつの間にか足し算や引き算が出来るようになっちゃう「算数忍者」が有名ですね!うちの息子もやっていますけど、本当に楽しくお勉強が出来ちゃうスグレモノです!こちらは、最近、学校にも導入され始めているみたいですね。

今回、CEO のシェインさんが「コドモが学習アプリに夢中?デザインとアニメーションの重要性」というタイトルでトークしてくれます。

ということで、コドモミートアップ #1 やるよ!

改めて、見返しても豪華な顔触れだなぁっていう感じで、こんな方たちに会えて話しを聞けたり、話したり出来るのマジかよ!夢かよ!って、今でも思うくらいに自分の中ではスゴイことなんですよ!

さて、今回は、会場を提供して頂ける株式会社ミクシィさまのご厚意により、ライブ配信も予定されています!当日、会場にお越しになれない方たちも、こちらから、視聴可能になる予定ですので、ぜひ〜!

https://www.youtube.com/channel/UCdptmubXopWRBnT0pQDh00w

また、後日、動画も公開される予定です!あとからいつでも見返すことが出来るようになりますので、タイミングが合わず見逃してしまいそうな方たちも、ぜひに〜!(詳細はまた後日共有します)

最後に、コドモミートアップ #1 で、皆さまと、子ども向けプロダクトのあんなことやこんなことを話せることを楽しみにしております!まだ、参加枠も若干の空きがありますので、お気軽にどうぞ宜しくお願いします〜!

kodomo-meetup.connpass.com