読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

FAKELOG

思うがままに書き殴るブログ

『第4回 SFNewTech Japan Night 東京セミファイナル』を観覧して来ました!

2012/03/30(金)に開催された『第4回 SFNewTech Japan Night 東京セミファイナル』を観覧して来ました。 場所は皆さんお馴染み、VOYAGE GROUP さんです。

SFNewTech Japan Night

このイベントは、『日本からオリジナリティの高い Web サービスをもっと世界へ発信する!』という想いから始まったイベントです。スタートアップ企業が自らのサービスをアメリカの VC に対してプレゼンし、勝者はサンフランシスコにて行われる本戦に出場する権利が得られるそうです。このイベントによる過去の 出場企業の実績 も見れるみたいです。

当日

いや、実は全く認知していないイベントだったのですが、相棒に一緒に行かないか?と誘われたので行ってみました。 やや遅れて会場入りするも、既に、大勢の人が集まっていて盛り上がっていました。

当日の様子は、『#SF_JPN』のハッシュタグで確認してみて下さい。

パネルディスカッション

まずは、孫泰蔵さん、本間真彦さん、上杉周作さん、ブランドン・片山・ヒルさんによるパネルディスカッションでした。テーマは、『今グローバル起業家に求められる要素』です。その中でも特に気になった点だけ幾つか挙げてみます。

・そろばんに価値は無い

孫泰蔵さんのお兄さんである孫正義さんのエピソードです。孫正義さんが小学生の頃は、そろばん塾へ通うのが当たり前な時代だったそうです。そんな当たり前の状況下、孫正義さんは敢えてそろばん塾には通いませんでした。理由は単純明快で、自分が大人になった時、こんなそろばんを使って計算しているなんて有り得ない!そんな事より、もっと大切な事に時間を割くべきだと考えていたからだそうです。自分の中で何が大事で、何がゴミかって話しですね。ゴミに時間を費やすくらいなら、もっと大切にすべきモノに時間を割くべきです。非常に共感しました。

・クリエイティビティを鍛える環境

海外のある小学校では、絶対的な正解が無い問題を解かせているそうです。正解が無い問題をどうやって解けば良いのか。これは自分の頭のクリエイティビティをフル回転させて、オリジナリティのあるアウトプットを出す訓練です。公文式で幼少を過ごした私には驚きでしたね。正解の無い問題を解く事ほど、難しい事は無いですよね。

・英語版を先に開発すべし

よくある日本企業は、日本のマーケットだけを見ているので、当然、日本版の開発を優先して実施します。その後、日本版を海外版へローカライズする訳ですが、ココが大抵上手く機能しないというお話しでした。日本版を開発する際に、どうしても日本向けに開発するという思考が働いてしまい、日本仕様になってしまうらしい。海外を視野に入れているのであれば、まず、最初に英語版を開発しなさい。それから、日本版へローカライズするのです。この視点は今まで無かったので、とても新鮮でした。何か開発する時は、念頭に置いて開発した方が良さそうです。

プレゼン

スタートアップ企業15社による5分間のプレゼン、その後、5分間だけ VC からの質問に答えるという形式でした。

プレゼンはアメリカから来た VC に対して行うので、当然、全て英語。VC からの質問も英語だし、回答も英語。しかも、通訳は一切無し!という、英語さっぱりな私には敷居が高い感じがありましたが、日本語英語?であれば、なんとか聞き取れる事が判明しました。

実は、この手のプレゼン、俗に言う、エレベーターピッチを生で聞くという体験は初めてだったので、アジャイルサムライに出てくるエレベーターピッチを思い出しながら聞いていました。

で・・・結果的には、途中で抜けだしてしまったんですが、感じた事を書いておきます。

問題に深く共感出来るかどうか

どんなにそのサービスのアイデアが斬新で素晴らしくても、デザインがイケてても、そのサービスが解決しようとしている『問題』そのものに共感を持てなければ、人の心は動かせない、つまり、そのサービスを自分が利用するだけの価値は生まれて来ないなと思いました。全てのプレゼンを見た訳では無いのですが、少なくとも、自分は使わないだろうな、使っても一瞬で飽きるだろうなと。要は、私はターゲットユーザーでは無かったという事になります。実際、今までたくさんのサービスが生まれては触り、そして、触らなくなりました。人の時間は限られているので、そのサービスに割り当てられるだけの価値が無ければ、長く使ってもらう事も出来ませんよね。どれだけのターゲットユーザーが共感をし、そのサービスを愛してくれるかが肝ですね。

まとめ

何はともあれ、日本のスタートアップ企業の熱さは体感出来ました。私はエンジニアなので、開発という視点だけで見てみると、どれも素晴らしい出来だなと思いました。このイベントに参加して、もっともっと、日本からモンスター級のサービスが出てきて欲しいし、自分もその一端に少しでも関われたら良いなと思いました。

その為には、日々、修行が必要ですね。