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情報共有ツールお悩み Night #1 に参加しました!

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Qiita や Qiita:Team を運営する Increments さんが主催した「情報共有ツールお悩み Night #1」というイベントに参加しました。

情報共有ツールお悩み Night is なんなの

ソフトウェア開発チームでの情報共有ツールの活用について、悩みや知見を共有するのが目的のイベントです。

Qiita:Team の利用とは関係なく、情報共有というテーマに関して興味があるひと同士で集まって、色々と語り合っちゃおうよ!っていう趣旨のイベントです。こういった、情報共有そのものに焦点を当てたイベントって、今までは、あんまりなかったので珍しいですよね。

イベント前からワイワイ

公式のブログ記事にもある通り、イベントが開催される前から、参加者専用の Qiita:Team に招待されて、自己紹介の記事などを投稿したりしていました。そう、イベントが始まる前に、既に、イベントが始まっている感あったんですよね。これが、スゴく良かったです。

とは言え、Qiita:Team からの更新通知はメールで届くのみだったので、なんとなく、物足りなさを感じていたわけです。

なんて呟いたりしたら、すぐに、運営のひとが気付いてくれて、参加者専用の Slack チャンネルが用意されました。そして、Slack チャンネルの場を和ませるゆるキャラである「シェア太郎」という bot も召喚されました。彼は、どうやら、情報共有には興味がナサソウですね ( ˘ω˘)

そして、迎えたイベント当日

会場に到着すると、おもむろに名札ケースを手渡されたんですが、なんですか、この優しさは!わざわざ、本名と ID とアイコンを印刷した紙をプリントアウトして、名札ケースに入れて参加者に配るという配慮がされていたんです。

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私は、ID とアイコンでひとを認識しているクソ野郎のため、こういう心遣いがされていると、「あ!あのアイコンの!あ!あのアイコンの!」って話しかけやすくていいですね。

グループワーク

複数のグループに分かれて、与えられた情報共有に関するお題に対して、ディスカッションをするというグループワークをやりました。こちらも、グループごとの自己紹介の記事がプリントアウトされて配布されていたので、会話がスムーズで良かったです。

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グループワーク1回目: 楽しく情報共有したい

ポエムを書いたり、投稿記事に LGTM してみたり、bot を飼い慣らしてみたりといった雰囲気作りに関連する意見から、業務の一部に取り込んで露出を増やす、コメントを付けて承認欲求を満たしたり、コメントをして盛り上がっている感を出すなど、たくさんの意見が出ました。中でも、特に、印象的だったのは・・・

  • 他己紹介する
    • メンバーの良いところやエピソードを書いたり、感謝の気持ちを伝えてみたり
    • 自己紹介の記事を書くよりも、楽しいコンテンツになりそう
  • ランキング化する
    • いいね!したひとランキングや、コメントしたひとランキングなど
    • 情報共有に参加したひと、全員が主役になれそう

この辺りですね。他己紹介は、楽しそうでいいですよね。

グループワーク2回目: リアルで集まれないチームで情報共有を活性化したい

@naoya_ito さんも一緒にグループに入って頂いてディスカッションしたため、LT の内容とカブり気味ではありましたが、投稿した記事がパブリックなタイムラインの最上位に表示されてしまうことは、投稿の大きな敷居だよねという話しをしていました。

あとは、きっちりとした記事を書かないといけないのでは感が出てしまうので、Qiita:Team は意識高いという話しもしていました。私は、esa を利用しているのですが、esa と比べると確かに、敷居の高さを感じます。雑に書くこと = WIP をサービスの根本として許容しているか、いないかの違いは大きいように感じます。

このお題は、まさに、今回のイベントで用意された Qiita:Team が、今後、どのように運営されていくのかが一つの答えになるのかもしれませんね。

LT

@htomine さんによる「チームで考えよう」

情報共有は、時として、導入する側とされる側に分断されてしまいがちだけど、いや、待てよと。そもそも、同じチームのメンバーなんだから、みんなで向き合って取り組もうよという、熱い気持ちが伝わってくる LT でした。なんというか、仲間と向き合うということは、情報共有の原点という感じがしますね。

@naoya_ito さんによる「情報共有 失敗あるある」

情報共有ツールを導入したひとには、あるあるな失敗経験談を語られていました。色んな現場で Qiita:Team を導入してきたという経験談というのは、聞いていて興味深かったです。特に、中盤に出て来るこの言葉に、励まされます。ありがとうございます。

心が折れそうになったのは、一度や二度ではない

@tseigo さんによる「情報共有ツール導入することがある私が導入されるときの話(とくに初動面)」

そのときの現場によって、やり方も文化も全く違う中、どういうことに気を付けて行動したらいいかという指針になりそうな LT でした。やはり、情報共有ツールを導入してからの初動は大事ですよね。

懇親会

私はお酒がアレなので、ウーロン茶を飲みながらピザを食べつつ、周囲に居たひとたちとお話ししました。

営業よりのひととエンジニアでは、使いたいと思うツールが違うというところから、なんで、そういった違いが生まれるんだろう?やっぱり、Excel で書きたいのかなとか、とはいえ、Confluence とか使いたくなくない?とか。

情報共有ツールを導入した直後はさっぱりだったけど、やり方次第でじわじわと使われるようになってくるよとか、色々と話題がはずみました。

所感

イベント前に、参加者同士がこうやって集まれる場が提供されることって、今までにない体験で、ホント良いなーって思いました。いきなり、当日に顔を合わせてお話しするよりも、全然、敷居が低くていいですよね。こういうの、もっと増えると良いなーと思います。

情報共有を当たり前のようにきちんとやる、というと結構難しく捉えられがちですが、やっぱり、結局は仲間との対話なのかな?という気がしています。自分も含めてなんですけど、行く先々で、ちゃんと仲間内でそのことについて議論出来たのかな?と振り返ってみるとヨサソウです。

情報って、ただ相手に伝えて終わり!ではなくって、形を変えながら徐々に育っていったり、後から誰かに見返されたりするじゃないですか。口頭や Slack で済むことでも、誰でも閲覧可能な場所に置いておいて、いつでも、誰でも、好きなときにその情報が見れるようにしておくことが大切で、そういう価値観を、日頃から仲間内でよく話しておくことが何より大切なのではと思いました。

ということで、第2回は、既に人気殺到で定員いっぱいとなってしまったようで、第3回の募集が始まっているようなので、気になるひとは、ぜひ、参加してみるといいと思います!

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余談

昔、一緒にバンドを組んでいたメンバーと同じ会社に努めているエンジニアさんが居て、あー、社会って狭いなーって思ったりしました。なんかまた、バンドやりたくなりました。