FAKELOG

思うがままに書き殴るブログ

ブログを乗り換えた理由

2011年12月末から始めた人生初の ブログ は、はてなブログ でした。しかーし、わずか、4ヶ月足らずで OctopressGitHub Pages の組み合わせに移行する事に決めました。今回は、私がブログを乗り換えた理由について書いてみたいと思います。

旧ブログ環境

Evernote & はてなブログ

旧ブログ環境は、Evernote で下書きをして、はてなブログの「見たままモード」でコピペして記事を投稿するプロセスを踏んでいました。

問題発覚

ブログの下書きを書くという行為は、自分の考えをきちんと整理してアウトプットするという意味でも、絶対に必要な作業だし、時間を掛けるだけの価値があると思っています。旧ブログ環境で問題だと感じた点は以下です。

・Evernote で装飾をしても、はてなブログへ上げる際にロストしてしまう。

はてなブログは「見たままモード」で記事を書いていた為、Evernote で見出しやリンクの装飾をしても、はてなブログへ上げる際に、単純なコピペだけでは済みません。その為、Evernote では一切、装飾はせず、テキストだけをズラズラと書いて下書きを作成していました。装飾したいけど、わざわざ、「見たままモード」でボタンをポチポチするのも面倒臭い、「HTMLモード」でHTMLをイジイジするのも面倒臭い。装飾したいだけなのに、兎にも角にも面倒臭いのは問題ですよね。ちなみに、はてなブログには「はてな記法モード」もありますが、コンテンツの再利用性が失われるので採用しませんでした。装飾するのにコストが掛かる事は問題です。

・Evernote をはてなブログへコピペして、プレビューして公開というプロセスが面倒臭い。

このプロセスは既に下書きが出来上がってる前提なので、私からしてみれば、ただブログへ記事を上げて公開するという作業です。もう一度言います、作業なんです。この作業に関しては、出来るだけコストを掛けたくない、何も考えずにサクッと出来る事が望ましいのですが、Evernote を開いて下書きをコピーし、はてなブログの管理画面を表示し、新規記事を投稿する画面を表示し、本文へペーストし、タイトルを入力し、プレビュー画面を表示して確認し、公開するボタンを押下して投稿する・・・まー、クソ面倒臭いですよね。とにかく、クソ面倒臭い。下書きを投稿するのにコストが掛かる事は問題です。

解決策模索

そもそも、ブログを今まで書いた事も無かったし、これはまだ自分が知らないだけで、何か改善の余地があるのではないか?と思ったのが、ブログ移行のきっかけで、ここから、解決策の模索が始まりました。解決すべき問題は以下ですね。

・下書きを装飾出来て、そのままブログへ上げられる事。

下書きに見出しやリンクを付けられて、出来るだけ手を加える事無く、そのままブログへ上げられたら最高です。

・下書きをブログへ投稿するプロセスを簡略化する事。

とにかく、面倒臭い作業無しで、ブログへ簡単に投稿出来るプロセスを確立出来たら最高です。

新ブログ環境

Kobito & Octopress & GitHub Pages & Qiita

新ブログ環境は、Kobito で下書きをして、Octopress を利用して GitHub Pages へ構築したブログへ投稿するようにしました。更に、コードに関する内容は、全て Qiita に集約する事にしました。Octopress の環境構築に関しては、簡単なメモを fakestarbabyの投稿したアイテム に上げてありますので、興味があれば参考にしてみて下さい。

この新ブログ環境では、見事に問題を解決してくれています。

・下書きを装飾出来て、そのままブログへ上げられる事。

Kobito は Markdown 記法を採用している為、簡単に見出しやリンクの装飾を行う事が出来るし、記述しながらプレビューする機能も付いているので、下書きを書くというプロセスにおいて、非常に有用なツールだと思います。そして、Octopress は Markdown 記法で記事を投稿出来る為、Kobito で書いた下書きをそのまま再利用する事が可能です。Octopress は、記事のヘッダーにヘッダー情報を記載しないといけないのですが、これに関しては、Octopress の新規記事自動生成でカバー出来るので、大した問題にはなりません。

・下書きをブログへ投稿するプロセスを簡略化する事。

下書きが既に Markdown で書かれているので、Octopress で敢えてプレビューする事も無いのだが、ローカルで簡単にプレビューして確認する事も簡単です。Octopress で用意されている CUI を利用する事で、GitHub Pages へデプロイするのもコマンド一発でオッケーです。

Qiita

コードに関する記事に関しては、現状、Qiita へ集約する事にしてみました。やはり、自分のブログへ載せたいという気持ちもあるのですが、その辺は、まず、Qiita を使い倒してみて、また問題が発見されたら改善して行こうと考えています。

まとめ

新ブログ環境へ移行してから、一連のプロセスのムダが省けて快適です。Kobito は現在、外部ファイルへの出力をサポートしていませんが、中の人によると、いずれサポートされるという話しなので、Kobito で下書きを書いて、Octopress プロジェクト配下に直接出力させる事によって、更に快適になりそうな気がしています。

現状に甘んじる事無く、常に問題を見つけて改善する努力を重ねて行きたいですね。あと、ブログの達人達は、どのような環境でブログを書いているのか、非常に興味があります。良かったら、是非、ブログに書いてシェアして下さい。参考にしたいです。