2012年01月17日(火)に横浜で初めて開催された、アジャイルサムライ横浜道場に参加しました。事前にある複数のテーマからディスカッションしたいテーマについて投票を行い、上位3つをワールドカフェ形式でディスカッションした。ディスカッションした内容の詳細は別のエントリーを見て頂くとして、ここでは、個人的に感じた事を書きたいと思う。
アジャイル導入の障壁
まず、アジャイルを導入する際の障壁についてだが、これは完全に人に依存する気がする。
ワークフローやレガシーシステムの影響で、なかなか導入する為の賛同が得られないという意見が幾つかあった。所詮システムなんて、その時代に適した形になっているだけであって、時代の流れと共に変化していくべきモノだと思ってる。人も同じ。この変化を柔軟に受け入れられる「柔らかい頭」を持っているかがどうかが重要で、今しか見てないのか、未来を見据えているのか、この視点の違いが障壁になっているのではないかと思った。
変化を許容してくれる環境
変化を求めるなら、変化を許容してくれる環境に身を移すのが一番手っ取り早いかもしれない。そもそも、こういった価値観を共有出来無い環境で仕事に取り組んでも、Better なモノしか出来上がらないのではないか。俺は出来るなら Best なモノを作りたい。このチームだからこそ作れたんだと胸を張れるモノを作りたいって思う。
アジャイルを導入するって事は、プラクティスを取り入れる、ツールを導入する事ではなくて、そのアジャイルさを関係者皆が理解して、率先してその環境に身を置く、変化を受け入れるって事なんではないかと思う。日々の仕事を楽しく、価値のある行動に転換し、皆が幸せになる為の一つの手法だと思う。
まとめ
今まで色んなプロジェクトに参加して来たが、どれも現実的でないやり方があたかも当たり前のように扱われていたが、それは今までの時代に合わせて作られたやり方だ。先人達が悩んで築き上げてきたモノだとは思うが、多くの開発者達がそのやり方に疑問を抱いている。上に立つ人間達は常識を一度捨て、現実を見つめ直し、今のやり方を追求するくらいのハングリー精神を持っていてもらいたいな。